インド映画といえば間違いなくコレ!!

 

皆さんこんにちは(^^♪

 

本日は昨日言っていたインド映画をご紹介したいと思います。

 

「きっとうまくいく」

 

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監督:ラージクマール・ヒラニ

上映時間:170分

出演:アーミル・カーンカリーナ・カプール ほか

 

あらすじ:

 

学生時代にしたたった1つの約束で、旧友たちは大学に集まる。

しかし、約束をしたはずの当の本人ランチョーは姿を見せない。

数年前の大学の卒業式以来、誰も彼の姿を見た者はいなかった。

 

ランチョーは在学中、学長にでさえ食って掛かり、

その好奇心と型破りな性格で様々な問題を巻き起こしていく。

ある日その学長の娘と良い中になるが、学長はそれが気に食わない。

学長はランチョーの足を引っ張ろうとあれこれ画策するが、いつも

ランチョーに一杯食わされる。問題が問題を引き起こし、

とうとう姿を眩ますことになるランチョーなのだが、、

陽気で明るい性格の彼が誰にも何も言わずに消えてしまうなんて

誰も思ってもみなかった。

ランチョーを探す旅に出る親友ファルハーン、ラージューと

いつもランチョーと張り合っていた悪友チャトル。

 

その中で知らなかったランチョーの真実を知ることになるのだが。。

 

 

 

 

 

涙あり、笑いあり、感動ありの超大作です。

 

この作品が公開されたのは2009年の話だそうですが、

私が観たのは去年でした。

 

スティーブン・スピルバーグ監督の記事を翻訳していたら

この話が出てきたので思わず観てみたら、ナニコレイイジャン!!

状態に。。

その上、スティーブン・スピルバーグ監督はこの作品を3度

繰り返し観たそうな、、

 

 

インド映画はミュージカルや壮大なCGが良く組み込まれていて

かなり長いイメージがあります。

知り合いが以前インドに行った時、せっかくだからとインド映画を映画館で

観たらしいのですが、長い上に周りは大人しく座って観ていることがなかったと

言っておりました。陽気でアーリーズウェール精神のお国柄だなと思ったのを覚えています。。

 

日本でそんなことをしようものなら周りから総スカン喰らいます。真面目に。

 

そんなイメージだったからこの映画を観た時、ある意味でインド映画の型枠を

ぶち壊してくれたというか、、本当にあっという間に終わってしまった!

という感じでした。。そりゃスピルバーグ監督も3回観るわな!と

 

しかし一方で、しっかりと作中にインド社会のダークサイドが描かれているので

そこを私たちは見落としてはいけません。

 

今日本社会でもかなり深刻化している自殺の問題です。

作中で友人が自殺をするのですが、インド社会でも若者の自殺者が後を絶たない

事実があるのです。

社会的に見ると、カースト制度が根強いために起こる問題が多く、何とも言えない

気分になります。作中にももちろんこのカースト制度の流れを汲んでいる部分が

あります。表面的に作品を観るのではなくそういった部分を観て、監督さんが

伝えたい事実を知ることも映画を観ることの趣旨だな~と思いました。。

 

 

 

ところで、作中何度も呟かれていた

”アーリーズウェール”

私最初はインドの言葉なのかと思ってました(笑)

本当は”All is well”

邦題にもなっている”きっとうまくいく”だったんですね!

 

映画後半らへんに何度も繰り返し”アーリーズウェール!”を言う部分が

あるのですが、気が付いたら私も何かにとりつかれたように叫んでおりました。

(近所迷惑)

 

しかしまあ、この言葉は本当に言ってるだけで

なんとかなりそうな気にしてくれるので凄くあり難いです。(笑)

 

 

さてさて次回は、邦画でも紹介できればなと思います♪

 

※画像はすべてお借りしました